6 2月, 2025
卓球への思いが溢れる全日本選手権
Posted in : ニュース, 社員ブログ on by : daiki
毎度お久しぶりで恐縮です。ブログ担当でございます。気付けば前回更新からあっという間に1年経ってしまいました…というわけで、1年振りのブログも話題は全日本です。代り映えしないネタで重ねて恐縮です(ブログに書いてほしいネタ募集中です)。
昨年度の全日本は画面越しの観戦でしたが、今年は弊社社長とお取引先のご厚意で現地観戦をさせていただく機会に恵まれました。一般のベスト16決定戦。いわゆる「ラン決」の日です。予てから「全日本を1日だけ見に行くなら絶対ラン決の日が良い」とのお声を各方面(注:主に観戦沼の友人たち)からいただいていたのですが、今回初めて念願叶いました。
結果については専門メディアの記事を当たっていただいた方が良いと思えるのでここには書きませんが、かつての全日本チャンピオンが敗れ去る波乱、積年の思いを実らせて復活のランク入りを果たす選手の咆哮、初めてのランク入りを決めてベンチの恩師と分かち合う歓喜…いろいろな形で「卓球に対する想い」が溢れる瞬間を何度も目の当たりにできるというのは卓球を愛するものとして確かに格別の体験でした。
また、弊社が開発に携わったラバーを使った選手、特に厚みや硬度などのスペックを厳選して「選手用」として対応をしているラバーについて、使用者が目の前で躍動してくれることは非常に感慨深い体験でした。
自分が関わった用具が全日本で使用され、ボタン数個かけちがえばその頂が見えるところまで来られたというのは「選手の立場で全日本選手権という舞台に立つ」にはどうしても実力が足りない私の「卓球に対する想い」というものが多少は報われた気がして、感動しながら一挙手一投足を追っておりました。
ただし、用具のシェアや成果という点では、ラバー開発者の立場としては最低限の成果であるというのも事実で、これで満足するには早すぎます。成功と失敗の手のひら返しの連続でしんどくなることもありますが、用具開発の歩みを止めることなく、来年再来年そのまた先と選手の卓球に対する想いに相応しいラバーを作り続けていこうと気持ちを新たにした次第です。
2025年も大起ゴム工業をよろしくお願いいたします。
daiki
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